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――Noelia へ

  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

以下の文章を書く前に、私はこの投稿を読んだ:https://x.com/HousebotGuy/status/2037281313217274263



私はこれまで数多くの暗い物語を書いてきた。

その残酷さは、大半の人間には到底受け入れがたいものだろう。

しかし――

どれほど想像を尽くしても、現実に起きた悲劇ほど人の心を抉るものはない。


私はかつて、日不落帝国が「スタン化」していく未来を描き、

移民と急進的左派に呑み込まれる欧羅巴を描き、

最強の国家が「民主」の名の下に民主を破壊し、

「自由」の名の下に自由を葬る姿を描いた。


それらは、長年の思考と論理の積み重ねから生まれた、

自分なりの“極限の想像力”だと思っていた。

だが、このスペインの少女の出来事を目にした瞬間――

私は悟った。


どんな虚構も、現実には勝てない。

どんな想像力も、人間の「悪」の前では無力だ。


私は物語の中で多くの未来を描いてきた。

だが、この国の未来だけは、予言したくない。

投稿の一部に誤りがあることも知っている。

だが、現実の悲劇が世界を動かせないのなら、真実とは何なのか。

その問いに、どれほどの意味が残るのか。


もし、この「一部虚構」を含む投稿だけが、

彼女の声を世界に届ける唯一の手段なのだとしたら――

私は、Noelia の物語が“武器”として扱われるべきだと思った。

そうでなければ、彼女の死はあまりにも理不尽だ。


だが同時に、私は自分の残酷さにも気づいている。

こんな出来事に巻き込まれた少女を“武器”にするという発想そのものが、

すでにひどく残酷なのだ。


私は使っているすべてのAIに問いかけた。

「彼女の悲劇は、世界を変えるための“武器”になるべきではないのか」と。


返ってきた答えはそれぞれ違っていたが、

核心は驚くほど一致していた。


「なるべきだ。

ならざるを得ない。

ためらう理由はない。

そうでなければ、第二の Noelia が生まれてしまう。」


もちろん、この問いに“正解”など存在しない。

だが、生きている作者として、

私にできることはただ一つ――

怒りを忘れないことだ。






【この文章は、実はかなり前に書き上げていた。

だが私は、これをSNSには載せなかった。

あの場所では、言葉が歪められ、消費され、利用されてしまうからだ。

私はこの文章を「創作手札」に残すことを選んだ。

ここは誠実でいられる場所であり、私が守るべき最低限の一線でもある。

もし、いつか私が書くことを恐れ、語ることをためらうようになったなら――

そのとき私は、もはや“作者”を名乗る資格を失うだろう。】




By VON(壹叔瘋神)

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